筋トレをやろう!そう決めたあなたは変わるための一歩を踏み出そうとしています。
そして、いざ筋トレをやってみたけどなかなか続かないということが何度かあるという経験ありませんか?
この記事を読んでくれているということは筋トレをやろうとしたけどなかなか続かないで挫折してしまったということですね。
今回はそんなあなたのために簡単意識できる最強の方法を私が考えてみました。
参考にしたのはモチベーション大百科という本です。

この本はモチベーションをあげるためにどのような方法をすれば良いのかというものを実験も含めながら紹介してくれています。
モチベーション大百科を参考にしながら筋トレが挫折しそうなポイントをいくつか考え出し、それらを解決していきます。
筋トレ暦8年100kgの増量に成功させ80kgの減量に成功した私の経験をもとにこの本の中から実行できそうなものをピックアップしました。
- 筋トレが続かない
- 筋トレを習慣化させたい
というあなたにはぴったりの内容になっています。
筋トレが習慣化しない原因を洗い出す
まずはじめに筋トレが習慣化しない原因について考えていきたいと思います。
私の経験や初心者にありがちなことを全て考えていくつかあげてみました。
- 筋トレをする優先順位が低い
- 目標の設定が高すぎる
- 目標の設定がとくにない
- 単純にきついと感じてしまう
- 楽しいと思えない
- 限界までやれない
- 効果が出ない
- 怪我で断念
このようなポイントがあると思います。
筋トレは一度行っただけでは結果はでないもので、継続させていかなければ意味がないものになります。
また、筋トレだけではなくある程度栄養面も考えて食事の選択や制限をしなければいけないことも続けることができない原因に含まれていると思います。
やはり、モチベーションに関しての問題が多いようです。
目標がなかったり、志が低いと続けるのは正直難しいです。
ただでさえ筋トレでは自分を追い込みダメージを与えているのが前提なので、全く筋トレをやっていない人からみるとただのドMにしか思われないのも確かです。
このような問題を解決するために筋トレに対するモチベーションをあげる方法にフォーカスしていくつかの方法を紹介していきます。
筋トレを習慣化させるための最強の方法
では実際に簡単にできる、または意識しているだけで筋トレを継続させることができるようなものをいくつか紹介します。
最初に説明したようにモチベーション大百科を読みながら、私が筋トレを続けられた理由を分析し、あなたができそうなことをピックアップしました。
- 学習性無力感
- 遺伝と環境
- 目標設定理論
- 非競争的報酬
- ピリオタイゼーション
- 計画と誘惑
一つずつ実験の簡単な方法などを見ていきましょう
学習性無力感
これは三つのチームにそれぞれ大音量で音楽を流す実験
それぞれ、ボタンを押せば止められる、音楽を止められないしボリュームも下げれない、音楽は流れない
の三つのパターンを聞かせたあと翌日は音を止められるようにし、大音量で流した。
この結果音楽を止められないしボリュームも下げれないチームは音量を下げようともしなかったという結果
このことから何度か失敗しただけで人間は諦めやすいということがわかった。
筋トレでも失敗は当たり前、でかくなるまで考え続けろ
遺伝と環境
1957年日本で育った日本人の子供とカリフォルニア州で育った日本人の子供の身長を測った。
結果はカリフォルニアで育った日本人の子供の方が平均12cm高かった。
カリフォルニアの栄養や医療が優れていたためこのような結果になった。
環境によって人の可能性は変化する。
マッチョの多いジムに入会してたくさんコミュケーションをとることで自分も気づけばマッチョになる。
目標設定理論
ある木材の運送業者の積荷状況を調べたら、法律で定められている上限の60%程度しか、積んでいなかった。
この時木材の運送業者は具体的に必要な量を提示されていないのが原因であった。
積む量は上限の95%程度にするようにと具体的な数字を出したところ
何ヶ月後、運送業者は90%まで積むようになっていた。
この結果から人は求められる以上のことをあまりしないが、難しすぎない、受け入れやすい提案をすることによってやる気をだすということがわかった。
筋トレのゴールを「難しいけど可能なもの」にする。
また、それを数字として具体的に表す。
(例:2ヶ月で体重を10kg増やすなど)
非競争的報酬
被験者である男2人に2人1組になって課題を解いてもらう。課題を終了するたびに2人の成績が読み上げられる。
ある一方のチームには成績がよかった方が勝ちで買った方にはご褒美を与えると伝える。
もう一方のチームには勝ち負けはない二人には研究に協力してくれたご褒美をあげると伝えた。
その後自分の成績はどうだったか振り返ってもらうと
他人と競わせた方は自分の能力、運に結びつけ、もう一方は自分の努力に結びつけた。
つまり自分との競争は意欲を生みやすいということがわかった。
このことから他人と競争しても、運や素質はどうにもすることができないので、自分のモチベーションの低下につながります。
筋トレは自分との戦い。他人と成長を比較せず、過去の自分を超えることを意識する。
昨日より一回多く昨日の自分に勝つ。
ピリオタイゼーション
この実験では学生たちにアンケートを答えてくれたら謝礼として5ドル支払うことを告げ、提出期限を設けるグループと設けないグループに分けた。
すると結果は期限をつけなかったグループの提出率は25%程度、提出期限を設けるグループは65%の提出があった。
つまり、優先順位のつけ方で目標が達成できるかということに影響する。
筋トレをするということを生活の中の高い優先順位にすることによって目標を達成しやすくなる。
また、いつまでという時間を決めたらそれを細かくし期限をつけていく。
(例:3ヶ月で10kg痩せる→1ヶ月では3kg→1週間では750gなど)
計画と誘惑
スーパーで利用客に無作為に声かけて空腹か尋ねたうえで何を買う予定か教えてもらった。
いいえと答えた客にはマフィンを渡した。
そうすることではいと答えたマフィンを与えなかったチームの方がよけいなものを買う傾向にあった。
しかし、同じように今度は買い物リストを紙に書いてもらってから入店してもらうとどちらのチームも予定外の買い物はほぼなかった。
つまり、計画を立てずに記憶を頼りにすることによって誘惑に弱くなるということがわかった。
筋トレでの最大の誘惑は筋トレをやりたくないというものや甘いものを食べたいというものがある。
あらかじめ予定を細かく(何分置きに何かをするなど)きめることによって誘惑に負けにくくなる。
これらの多くは目標を立てること、誘惑を我慢することなどに大きく関係している。
このマインドを持ちながら筋トレをしてみれば少しは変わるかもしれない。