今回は働くモチベーションが上がらないといった人や仕事のモチベーションがわからないという人におすすめの本を読んだので、アウトプットしていきます。
その本は「世界一わかりやすいやりたいことの見つけ方」です。
今回はこの本で紹介されている自己理解メソッドを交えながら自分がおこなったことを共有していきたいと思います。

やりたいことの見つけ方を読む目的
- 自分はこの仕事が合っているのか知りたかった
- 将来の働く軸を決めたかった
- 好きな事はなんなのか知りたかった
現在、私は社会人として日々、仕事をして価値を見出す努力をしています。
そんな仕事に対して自分は生きるために仕事をしているだけなのかというようななんのために仕事をするのかという事に疑問を感じるようになってきました。
自分はこの仕事に対して、スキルアップの土台としていずれは転職も視野に入れているのもあって将来が不安になりました。
なぜ不安になったのかというモヤモヤを解決するため、自分は本当に何が好きなのかを見つけるためにこの本を読もうと思いました。
その内容をみなさんにアウトプットしていきたいと思います。
人生で好サイクルを目指す
仕事というのは必ず目的があると思います。お金を稼ぎたいだとか、人に必要とされたいだとか様々です。
その中で仕事をする上で一番良いサイクルがあります。
それはやりたいことを自分が追求する→周りに還元して感謝としてお金をもらう→そのお金を元手に成長し、更に良いサービスを提供するという事です。
この好サイクルを回すことができれば幸福感ややりがいが満たせるようになります。
逆にやりたくない事を仕事にしている場合はストレスにお金を使うことになります。
ゲームの課金にお金を使ったり、同じような物をまた買ったりなど、ストレスを発散するためにお金を使ってしまうため、仕事でのステップアップや目的の達成が遅れてしまいます。
そしてまたストレスが溜まり、、、というような負のサイクルに落ちてしまいます。
やりたい事の間違い5つ
やりたい事に対して認識の間違いがあります。
- 一生続けられる
- 運命的な感覚
- 人のためになること
- たくさん行動
- やりたい事が仕事にならない
この5つが多くの人が間違っている点です。
自分もこれらに当てはまり、好きな事、好きな仕事は一生続けられるといったものや、たくさん行動することによって手に入るという認識が強かったです。
また、人の役に立たなければいけないと思ってどのような仕事が良いか迷った時期もありました。
仕事を選ぶ3つの基準
仕事を選ぶ上で重要なポイントがあります。
それは三つの基準を全て満たしている仕事を選ぶという事です。
- 好きな事(情熱)
- 得意な事(才能)
- 大事な事(価値観)
これら三つを掛け合わせるマッチするものを選ぶ事によって自分のやりたい事を見つけ出せると筆者は言います。
もっとも重要なものは大事な事(価値観)です。
価値観とは言わば自分の軸や信念のようなものです。それらを周りに発信していくことでどのように仕事が変わろうとも仕事を選ぶ事ができます。
また、得意な事は無意識に自分がやっていることで実行する事が苦にならないような事を指します。
価値観→得意な事→好きな事の順番で自己理解をしていきます。
価値観を見つける
まずはじめに価値観を見つけるために行うことは
- 価値観キーワードを見つけ出す
- マインドマップにまとめる
- 他人軸の価値観を自分軸に変える
- 価値観ランキングをつける
- 仕事の目的を決める
というような具体的なステップを踏みます。
簡単に説明していきます。
価値観キーワードを見つけ出す
ここでは5つの質問に答えて自分にはどのような価値観があるのが探していきます。
- 尊敬する者、どんなところか
- 幼い頃自分に大きな影響を与えたエピソードと価値観
- 今の社会への不満
- 自分は人生何を大切にしているか他人に聞いてみる
- 自分の子供や他人に一番伝えたい事と伝えたくない事
という5つの質問に答えて自分の価値観を探していきます。
社会への不満や一番伝えたくないというネガティブな事は自分が思っている価値観と逆の事を意味しているので、ネガティブなところから自分が何を大事にしていくか探していきます。
ここでは価値観を箇条書きのように「自立」「夢中」「好奇心」などのように出していきます。
目安は15個程度です。
マインドマップにまとめる
たくさんのキーワードを最初の質問で出しているので、それらを似たようなものでまとめていきます。
マインドマップのようにまとめ4〜6つに絞ります。
他人軸の価値観を自分軸に変える
他人軸の価値観はお金持ちになるや有名になるなど他人に与えられるものによって得られる価値観になります。
それを自分軸変えていきます。
変え方は利益を目標にするのではなく行動である目的を目標にするというやり方です。
例えばお金持ちになりたいのであればお金持ちになってその先に何がやりたいかという深堀りをしていきます。
それをすることによってお金持ちにならなくても達成する事ができるかも?という考えになる場合もあるという事です。
価値観ランキングをつける
先ほど出した4〜6個のキーワードをランキング付けして自分のなかで価値観を決めていきます。
そうすることによって自分には何がどのくらい重要かという事が明確になります。
仕事の目的を決める
優先順位を決めた価値観があなたの中の価値観なので、それに合わせて仕事の目的を決めていきます。
自分がどのような価値を提供するために本気になるのかという事を理解します。
得意な事を見つける
得意なことは先ほど前述したように無意識に行っているなど苦にならないようなことなどを指します。
それらを見つけるために5つの質問に答えていきます。
- これまでで一番充実した体験は?
- 最近イラっとしたこと、心がざわついた事
- 仲の良い友達に自分の長所を聞いてみる
- 明日仕事をやめるとしてもっと頑張りたかった点
- これまでの人生で出した成果と方法
この5つの質問です。
成功体験や成果を出したということはどんな些細な事でも大丈夫です。
やると充実することが自分の得意な事になります。
イラッとすることではいつも自分が無意識にできていることができていないので、イラッとするというネガティブ要素を利用して得意な事を見つけていく方法になるので、先ほどと同じようにポジティブに変えていきます。
できれば長所を10個出していきます。
得意な事をまとめて自分の取り扱い説明書を作る
先ほどの長所をまとめていき、自分の長所を書いていきます。
その後、
「充実感があり、成果に繋がる」=◎
「充実感がある」=○
「まだ確信が持てない」=△
と順位付けしていきます。これで得意な事がわかります。
好きな事を見つける
では最後に好きな事を見つけていきます。
好きな事を見つけるためにはこの5つの質問
- 今お金を払ってでも勉強したい事
- 本棚にはどんなジャンルの本があるか
- これに出会えてよかったと思うジャンルや分野
- お礼を言いたい仕事
- 人生で世の中に対する怒りを感じた事
という5つになります。
最後の質問である人生で世の中に対する怒りを感じた事も物足りなさからきていることなので、自分が好きな事にポジティブ変換します。
これら三つで本当にやりたいことを見つける
では先ほど出た三つを使って本当にやりたい事を見つけていきます。
まずは好き×得意で自分が「やりたい事」の仮説を立てていきます。
好きな事に対して、先ほどの得意なことの◎を採用して仕事のようにしていきます。
例えば私の場合好きな事が筋肉で得意な事は体系立てて説明することなので
トレーニングを突き詰めて人に伝える人
というような感じでやりたい事が見えてきます。
たくさん掛け合わせていくつか出していきます。
仕事の目的でやりたい事を絞る
では価値観で決めた仕事の目的とやりたいことを照らし合わせてやりたい事を絞っていきます。
仕事の目的に繋がることは仕事として取り組む「本当にやりたい事」
繋がらないことは趣味にすれば良い「やりたい事」
にそれぞれ変わってきます。
このようなステップを踏み自分のやりたい事を見つけていきます。
ここでは表現があやふやなところや巻末に付録として、得意な事や好きな事の100リストなどが乗っているので、興味がある人はぜひ買って実際にやってみてください。